合宿に行きました~その1 (1日目前半)~
久しぶりの更新になりますね。ご無沙汰しておりました~
試験明け早々の8月2日~3日にかけて合宿を行いました!
昨年に引き続き、京都府与謝郡与謝野町にある加悦SL広場・加悦鉄道資料館でNPO法人加悦鐵道保存会様のご協力のもと、様々な体験をすることができました。
それでは、合宿の様子を4回に分けてご紹介いたします。少し長いですが、おつきあいくだされば幸いです。
その前に、今回お世話になった加悦鐵道保存会様そして加悦鉄道について簡単にご紹介します。
加悦鉄道は京都府北部の丹後半島にある丹後山田駅(現・野田川駅)から加悦駅を結んでいた鉄道で、沿線の特産品である丹後ちりめんを輸送するためにつくられたものです。後に加悦駅近くの大江山でニッケルの採掘が始まり、大江山ニッケル鉱山への専用線も敷設されました。しかし、戦時中をピークに経営は悪化し、昭和60年5月1日に廃止されました。
加悦鐵道保存会様は、加悦SL広場・加悦鉄道資料館を中心に、車輌や施設など加悦鉄道遺産を保存継承し歴史を再認することで、観光文化面でのまちづくりに協力されているNPO法人の団体です。毎年5月のゴールデンウィーク中に開催される「初夏の加悦鉄道まつり」、11月の文化の日前後に開催される「周年祭」で動態車両の運転を行ってらっしゃるのも、この団体です。
鉄研の部員に保存会会員がいるなどのつながりで、昨年の合宿からお世話になっております。
それでは、合宿スタートです!
福知山駅に朝8時半に集合し、特急タンゴリレー1号で野田川駅へ向かいます。
車内も快適な特急車であっという間に野田川駅に到着し、しばしの撮影タイム。横にコミューター車両も止まっていて、一同盛り上がっておりました。
そしてこの野田川駅から、保存会の方のお迎えで加悦SL広場へ向かいます。
こちらが加悦SL広場です。(写真は以前に撮ったものです)
建物が加悦鉄道の加悦駅舎を模してつくられています。
保存会の方に挨拶をし、説明を受けます。まず体験させていただくのは、車両の塗装です!
塗るのは右側の黒い貨車、ト404です。この貨車は遠州鉄道で使われていた木造無蓋貨車で、加悦鉄道が創業時に新製したト1形貨車に酷似しているためこちらで展示されているものです。
塗装のために機関車と切り離して、少し移動させます。
意外と簡単に動くものですね~
そして、塗装の前に車両の汚れを落とします。風雨にさらされて汚れた車両を洗っていきます!実際に洗うことで、車両の管理の大変さが実感できます。
と、ここでお昼時になったので、SL広場にあるレストラン、cafeトレイン蒸気屋でお昼ご飯です!
車内はこうなっています。南海電車の中での食事は乙なものです。
皆、思い思いのメニューを注文します。
私が選んだのはナスとウインナーのカレー!適度な辛さでボリュームもあり、美味しかったです~
さて、昼食の後はいよいよ塗装作業です!
(その2につづく)
執筆:MT