神戸観光(9月7日(水))
こんにちは、K.Tです。8月が過ぎ、9月に入りました。
でも暑い日は続くばかりで、台風が発生したり、天気が不安定だったりと落ち着かない天候が続きます。
そんな日に私たち鉄研メンバーは旅行を敢行しました。旅行といっても大学に近い神戸へ行く程度ですが、神戸といえば三宮や元町など賑やかな市街地を思い浮かばれると思います。
そこで今回は市街地から離れた西神・北神方面へ向かいました。実際行ってみたら、同じ神戸市とは思えない所でした。
では早速参りましょう!!
▲▼集合場所はJR・地下鉄新長田駅最寄りの若松公園・鉄人28号モニュメント前です。
▲▼このモニュメントは1995(平成7)年に起きた阪神淡路大震災の復興シンボルとして造られました。なお、この長田地区は当時被害が最も甚大だった場所でした。
▲▼まず最初に行く場所は神戸総合運動公園で、地下鉄西神・山手線に乗車します。新長田駅の改札口は床から壁に至るまで煉瓦造りとなっています。
▲▼到着しました。駅を出た目の前に野球場(ほっともっとフィールド神戸)があります。この球場はプロ野球団のオリックス・バファローズの球場として用いられています。実際、ここに来るまで地下鉄の車内、駅の広告にオリックスの宣伝が用いられているのを至る所まで目にしました。また、この近くにはオリックスの二軍球場も備えられています。なお、メジャーリーガーのイチロー選手もかつてこの球場でプレイしました。
ここでは球場周辺を散策し、再び駅に戻って湊川公園駅へ向かいました。
▲▼湊川公園駅は神戸電鉄・湊川駅へ乗換が可能です。ここから谷上駅へ向かいます。なお、駅の看板が阪急と同一の物が用いられています(写真は新開地方面へ向かう電車です)
▲▼なお、私たちが乗車した電車は粟生線・志染駅へ向かうものだったので、鈴蘭台駅で三田方面へ乗り換える必要があります。
▲程なくして三田方面行きが入ってきました。これに乗って谷上駅へ向かいます。
▲沿線の風景を見ていると、神戸市とは思えない長閑な場所が広がっていました。本当に神戸市は広いと実感しました。
▲▼谷上駅に到着しました。この駅は神戸電鉄・北神急行が乗り入れます。また、先程乗車した地下鉄西神・山手線も乗り入れ来ます。従って、神鉄と地下鉄が同一ホームで乗換えが可能というわけです。
▲▼駅を出て近辺を散策しました。駅近くには北神急行の車輌基地があります。なお、写真の通り北神急行は六甲山をトンネルで貫いているため、谷上から新神戸・三宮へはわずか10分以内で行けます。
▲車輌基地の裏側から見ると、北神急行の車輌が停まっていることがわかります。また、遠くを眺めると建物や山々が見えます。
その後、駅周辺を散策し、昼食を摂った後、北神急行に乗車して三宮へ向かいました。そこで今回の旅は終了となりました。
今回の旅では地下鉄・神鉄・北神が神戸市とその周辺地域を結び、JR・阪急・阪神と三宮や新開地でアクセスして、輸送に大きく貢献している事がわかりました。また、広大な神戸市は賑やかな市街地である三宮を初め、長閑で山々が囲んでいる西神・北神方面が存在することです。神戸市は広い事が改めて理解できます。
皆様も行かれてはいかがでしょうか?
【豆知識】
神戸市営地下鉄西神・山手線:西神中央~新神戸間の22.7kmを結ぶ路線。1977(昭和52)年に名谷~新長田間、1983(昭和58)年に新長田~大倉山、1985(昭和60)年に学園都市~新神戸、1987(昭和62)年に西神中央まで開通した。1988(昭和63)年に北神急行と相互直通運転が開始された。
神戸電鉄:1926(大正15)年に創立した神戸有馬電気鉄道が母体。1988(昭和63)年に現在の社名になる。有馬線(1928(昭和3)年開通・湊川~有馬温泉間22.5km)、三田線(1928(昭和3)年開通・有馬口~三田間12.0km)、粟生線(1952(昭和27)年開通・鈴蘭台~粟生間29.2km)、公園都市線(1996(平成8)年開通・横山~ウッディタウン間5.5km)、神戸高速鉄道南北線(1968(昭和43)年開通・新開地~湊川間0.4km)の全長69.6kmを結ぶ路線。
北神急行:谷上~新神戸間の7.5kmを結ぶ路線。1988(昭和63)年に開通(会社自体は1979(昭和54)年創立)。
【参考文献】
全国鉄道事情大研究~神戸篇~(1992、草思社、著:川島令三)
関西の電車~鉄道ジャーナル4月号別冊~(2015、鉄道ジャーナル社)