関西学院大学 鉄道研究会

関西学院大学鉄道研究会のブログです。活動報告や日々のできごとなどを書いていきます!

鉄研合宿 2019

こんにちは、YTです。8月2日から4日の3日間、毎年恒例の合宿を行いました。今年も加悦に行きました。

1日目

今年は遠回りになることを承知で京都駅に集合しました。その目的は京都丹後鉄道の特急車両「丹後の海」に乗るためです。この車両は旧タンゴ・ディスカバリー車両を鉄道デザインで有名な水戸岡鋭治氏によって改装されたものです。個人的にはタンゴ・ディスカバリーの方が好きです(笑)

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丹後の海を使用した特急「まいづる」で西舞鶴まで行き、西舞鶴で京都丹後鉄道に乗り換えて目的地の与謝野駅に行きました。観光シーズンだったからか、西舞鶴からの列車は多くの外国人観光客で賑わってました。与謝野駅から本来はバスで旅館まで向かうのですが、乗り継ぎがえらく悪かったので、いくかの停留所の距離を歩いてからバスに乗りました。この日は猛暑かつ快晴だったので、旅館に着いた時には汗だくでした。

 

今年も旅館は井筒屋さんにお世話になりました。1日目の夕食は旅館でいただきました。この旅館は料理旅館と名乗っており、料理がとにかく絶品です。我々の丹後の海でとれた海の幸に舌鼓をうちました。この料理のために加悦まで足を延ばす価値ありです!

2日目

今年も加悦SL広場でNPO法人加悦鉄道保存会の皆さんの協力のもと、鉄道の保存活動の体験をしました。今年は踏切の塗装をさせてもらいました。私自身2回目であり、かつ昨年より面積が小さい分、作業は非常にスムーズにいきました。保存活動という日常生活ではめったに体験できないことを体験させてもらいました。

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この日の晩は保存会の皆さんと夕食をかねた納涼会を行いました。地元が加悦のため入会された方や、東京在住にも関わらず鉄道の保存活動に関心があるため入会し、この日のためにわざわざ加悦まで来られた方もいらっしゃいました。彼らとの話は非常に興味深く、面白いものでした。

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3日目

いよいよ最終日。まずは踏切の仕上がりの確認。かなりいい出来だと思います!(作業前の写真がないため分かりにくいと思います。すいません。)これくらいの出来栄えのものができると、非常にやりがいがあります。

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少し時間が余ったため、SL広場に保存されている車両を動かしてもらいました。ここでしかできない貴重な経験でした。また、ミニSLにも乗りました。2回目の私はもちろん、3回目の人も初めて乗りました。子ども向けの乗り物ですが、乗ると想像以上に楽しかったです。転車台を通過するところが、このミニSLのハイライトです(笑)

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合宿はこれにて終了、解散となりました。しかし、まだ昼間だったので、城崎温泉まで寄り道しました。道中、臨時快速「城崎・天橋立ダイレクト」に乗車できました。この車両はキハ40系を改造したものです。快速なので追加料金はありませんが、記念乗車券の配布やご当地のお酒の試飲(子どもやお酒が飲めない方はソフトドリンク)、記念撮影のサービスと特急さながら、あるいはそれ以上のサービスでした。

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城崎温泉では、駅の近くにある温泉を満喫し、その後街を散策しました。時間の関係で十分散策できませんでしたが、とてもいい雰囲気でした。会の旅行などでまた来たいと思える場所でした。

最後は「はまかぜ」に乗りました。本来は「こうのとり」で帰るのがセオリーですが、時間がちょうどよかったのと、個人的に播但線乗りたかったので敢えてはまかぜを利用しました。

 

今年の合宿は、昨年同様鉄道の保存活動という貴重を体験をさせていただいたとともに、「丹後の海」「城崎・天橋立ダイレクト」「はまかぜ」と非常に鉄分の濃いものとなりました。来年、私は参加できるかどうかは微妙ですが、可能なら是非参加したいです。NPO法人加悦鉄道保存会の皆さん、料理旅館井筒屋さんお世話になりました。

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